「技術論なんかよりも精神だ!!」
「ウチの選手は技術よりも...」
「気持ちだ気持ち!!」
「まずはフィットネスレベルを優先的に向上させてからスキルに手をつける」
この類の話,指導者同士の会話の中でよくあります.
そもそも技術論というコトバに含まれる考え方の違いではないでしょうか.ある技術を習得するためには,映像や力学的な知識,または身体の生理的な反応,スポーツ医学のノウハウも加味しながら取り組むでしょう.テクニックを習得することによって,ある特定の体力要素が向上することも結果的にあります.どちらにせよそこには探究心や向上心,新しいことに挑戦する勇気を誰もがもっている筈です.これってメンタリティーじゃないんですか?技術を追求する根底にも先にも強いメンタルタフネスが必要になるので,技術にこだわるコーチングやトレーニングは,ネガティブには捉えられません.
だからこそ「技術論」,否定はできないです.
テクニックを習得するためのしつこさと辛抱強さ,失敗しても成功するまで選手を信用して待てる勇気があってこそ我々コーチと選手は向上できるのではないでしょうかね.
『正しい動き,効率性がスピードを生む』という考えはブレません.
⇒speed products efficiency
「なぜ技術にこだわる?」というより,我々にはこだわれる精神があるからですよ.