2012年西日本インカレが7月6日（金）～8日（日）、西京極（京都）にて開催されました。この時季の国内大会は雨と湿度を回避するのは難しいコンディションですが、出場している選手は同じ条件です。理由にはできません。
エントリーした種目を通じて、まだまだ力不足な点が多いというのが率直な感想です。コーチとして選手に対して「まだできるでしょ？」と感じる分、選手は「自分はまだやれるんだから…」、「いつかできるんだろう」という安心感と期待感によって自らの能力を向上させようという挑戦が欠けてしまっているのかもしれません。
選手が自信をもって競技に取り組める環境を準備するのはコーチの役割でもありますが、根拠のない自信はブレます。選手自身が「コレだ!!」と思えるトレーニングと日常の過ごし方が必要です。
【女子】
400m
田口 嵯友里（人間健康3, 益田清風） 63.17（予選落）
800m
井口 智景（人間健康2, 豊橋東） 2.22.60（予選落）
松島 玲佳（経営2, 宇治山田商） 2.28.55（予選落）
1500m
山本 美波（教育1, 光ヶ丘女子） 4.58.92（予選落）
【男子】
400mH
土田 岳（人間健康4, 伊吹） 56.16 準決落（予選：54.08）
4年の土田は今大会で学生競技者としての区切りをつけることになりました。将来の夢に向けて残りの学生生活を過ごすことになります。高校時代まで専門にしていた三段跳から大学入学時をきっかけに400mHに転向した選手です。レースをこなす度に記録を更新し、これからという時にケガに悩まされた競技生活でした。それでも全日本インカレの参加標準記録突破を最後まで目指してコツコツとトレーニングを積み上げてきましたが力及ばずでした。お疲れ様でした。
