西日本インカレのエントリーは当然のチームレベルになってきました。あとはチーム内で代表選手枠を争うようなチーム環境にしていきたいです。
さて、本年の西カレは、昨年同様のエントリー種目と選手でした。昨年、参加Ｂ標準では戦えないと自ら実感した男子４００ｍＨの土田岳（３年 伊吹）は、今回はＡ標準を昨シーズン中にマークし、十分な準備をしてきた今シーズンでしたが、春先からスピードが上がらずハードリング毎に加速するようなインターバルが刻めないままフィニッシュ。本人は４００ｍＨのトレーニングに必要なフィットネスの向上を実感したようです。
田口嵯友里（２年、益田清風）は、今回は４００ｍでは標準を切れず２００ｍでエントリー。日常の体調管理を含めて徐々に競技志向になりつつありますが、まだまだ勝負になりません。今年は走ることに真剣に向き合う姿勢が整ってきているので秋季シーズンのレースに期待します。
女子中長距離種目は中距離種目にエントリー。福原舞（２年、荏田）はまだまだ記録を狙うような練習が積めていません。今年は全日本大学女子駅伝選考レース（８月２６日）の戦い方を考えながら春先のトラックレースに出場していますが、実際に走る選手がその気にならなければどうにもなりません。目が覚めるまで待つしかありません。ルーキーの井口智景（１年、豊橋東）は、９月の日本インカレまで800mのレースが続きます。駅伝予選で5000mを走るためにはトレーニング内容もシフトしなければいけませんが、本人の競技キャリアも考えるとレベルの高いレースには積極的にエントリーしています。
【男子】
４００ｍＨ
土田岳（３年）５５″７９（１組５着、予選落ち）
【女子】
２００ｍ
田口嵯友里（２年）２６″４５（４組４着、予選落ち）
８００ｍ
井口智景（１年）２′１５”９９（７組４着、予選通過）、２′１６″９７（２組４着、準決勝落ち）
１５００ｍ
福原舞（２年）４′５９″７６（３組８着、予選落ち）
